太閤秀吉の縁(ゆかり)の地に祀られる数ある豊国神社(「とよくにじんじゃ」と呼ばれたり「ほうこくじんじゃ」と読まれたりするようだが、ここ長浜は「ほうこくじんじゃ」)の1つに参拝し、門前町の黒壁スクエアを散策。古い町屋や土蔵を活かした洒落た店が軒を連ねている。特にガラス工房や、ギャラリーが目立つ。
地元オリジナルの丈の高いグラスを2つ買い求める。スパークリングワインやビールの泡がきれいに立つ細工が、底に施されている。素朴さの中に、レトロっぽいエレガントさがあるのが気に入った。帰ったら、到来物のよいシャンパンがあるので、さっそくこのグラスで頂くことにしよう。
そして今、鉄さび色の温泉に浸かり、湯上りのビールを飲みつつ、ホテルの窓から日没前の琵琶湖を眺めているところである。
湖面は、鏡のようとまではいかないが、静まり返って薄紫に変わりつつある空を映している。
一日の観光を振り返りながら、この後の和会席の夕食に思いをはせる。極上のひと時だ。