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ニック・パークのスピルバーグ介入によるハリウッド新作『チキンラン』を観る。
有楽町で平日の1回目(10時45分開映)だったし、客はまばら。
かったるくて仕事サボろーって、サラリーマンが観にくる映画じゃないし、ま、こんなもんかなあ、ってさいしょは思ってた。
僕としては、観るまえは、ロビーに売ってるキャラクターグッズを、みんな買って帰りたくなっちゃうんだろう、なんて気でいたのだ。
でも、結局なにも買わなかった。そういう映画のデキだった。
そういえば、公開まえの宣伝番組でも、『チキンラン』の内容にはほとんどふれずに、『ウォレスとグルミット』の過去の名場面ばかりが紹介されてたもんナ。あげく、パークのコメントというのが「そろそろ、ウォレスとグルミットの世界に帰るよ」ってぇーんだからね(以上、関連する話題としてバックナンバーの第9回『夏の後記』と第22回『ウォレスとグルミットの世界』がありますので、興味のある方はご覧ください)。