*月*日
遅い梅雨明けが発表された週末、浜松町駅から増上寺の境内を抜け、東京タワー下にある「芝とうふ屋うかい」を再訪する。
前回とおなじくお昼の御膳の〈松〉を頼む。
ほぼひと月ごとにかわるという品書きは以下のとおり。
先付 | 水茄子、花背とうふ |
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八寸 | 鯛小袖寿し、ふくさ玉子、小柱磯辺和え、石川芋みたらし |
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進肴 | あげ田楽 |
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造り | 本日の港より(上野注:この日は、マグロ、ヒラメ、シマアジであった) |
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椀 | 鱧湯引き(上野注:この日は、ハモはしんじょであった)、しめじ茸、青柚子 |
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鍋仕立 |
豆水とうふ |
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揚物 | 精進揚げ(上野注:この日は、谷中ショウガ、サツマイモ、オクラ、ミョウガ、レンコンであった) |
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食事 | 江戸前穴子せいろ蒸し、香の物 |
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甘味 | |
葛きり |
精進揚げの、谷中ショウガを揚げたのははじめて食べたが、辛味がさわやかだった。家でも試したいと思う。
お店の窓越しに、ことしはじめてのセミの声を聞いた。