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/ 上野 歩
monthly essay / ueno ayumu

ぴー吉 第155回 僕の映画ベスト10(洋画編)

挿絵  先日、映画ファンの名古屋の男性とお話しすることがあった。60代後半の女子高(!)の元体育の先生である。
 で、お互いに確認し合ったのは、やはり自分が10代〜20代に観た作品がもっとも心に残っているし、その時期、やはり多くの作品を観ているということだった。
 僕の場合だと、'70年代〜'80年代の映画群ということになる。当ホームページの『月いちエッセイ』でも、「My Favorite Movies」というタイトルで、これまで4本の洋邦の映画を紹介してきたが、やはりこのあたりの年代のラインアップからチョイスしている。
『月いちエッセイ』の第135回「My Favorite Movies−4.」で紹介した『ティファニーで朝食を』だけは、ちょっと古くて、'61年の作品である。ちなみに、女子高(!)の元体育の先生は、'60年代の映画に思い入れがあると、おっしゃっていた。
 '60年代の作品は、僕は最初テレビで観て、気に入ったものは、その後、名画座やリバイバル公開などでスクリーンで再見している。『ティファニーで朝食を』もそのクチだし、同様のかたちで親しんだ『夜の大走査線』('67年)のタイトルを体育の先生に向かって口にしたら、エラく話が盛り上がった。

 さて、まことに勝手ながら僕の'70年代〜'80年代映画ベスト10を発表してみたいと思う。今回は洋画編。
 順位をつけるのは難しいので、順不同である。

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