鍋で、ニンニク、ショウガとともにバターでみじん切りの玉ネギを炒める。
このとき、玉ネギが、しんなりとキツネ色になるまで執拗に炒める。それが、この日のカレーのデキを左右することになる。炒めながら、一味唐辛子、SBのカレー粉をくわえる。
玉ネギの執拗炒めにあるていどめどがたったら、ひき肉をくわえ、塩、コショウをふり、さらに炒める。ひき肉は、色がかわって、肉汁が透明になるまでよく炒める。
こんどは5ミリ角のさいの目に切ったニンジン、ジャガイモをくわえて、さらに炒める。
あとでジャガイモが煮くずれないように、透けるようになるまでこれもよく炒める。
玉ネギの執拗炒め+ひき肉炒め+ニンジン、ジャガイモ炒めに、こんどは冷凍グリンピースをたっぷりくわえて軽く混ぜ、水をくわえる。
水が沸騰したら、チキンスープをくわえ、アクをすくいながら材料が煮えるのを待つ。
煮えたところで火を止め、市販のカレールーを入れる。ちなみに、うちでは、もっぱらコスモの直火焼きカレールーの辛口をつかっている。
さらに味に奥ゆきをだすため、トマトケチャップ少々とインスタントコーヒーをまじないていどに入れる。また、そのときどきで、トマトの水煮、赤ワインの残りなど、なんでも鍋にぶち込む。
いちど冷ましておくほうが味が落ちつく。食べる直前にガラムマサラをひとふりすると香辛料の味がひきたつ。