たとえば、亭主の好物だと思うからせっせっとトンカツを揚げたとしよう。
そしたら、
「きょうは昼にカツ丼食べてきたのに」
と言われたり、
「天ぷら食べてきたのに、また揚げものか……」
なんて言われることがある。
ひどいのになると、
「じつはきょうは魚が食べたい気分だったんだよね」
なんて、あとになって身勝手なことを言いだすようなしまつ。
僕についてはそんなこと皆無だ。
「晩ごはん、なににする?」
ときかれたら、つねに10は食べたいものがありますから。
ま、これはこれで困ったものなのかもしれないけど……。
で、どのような対策を講じればいいかというと、何日分かの献立をあらかじめたててしまうことをおすすめしたい。
お子さんを基点に考案するのなら、学校給食の献立を参考にするのもいい。この場合の“参考”というのは、給食の献立と夕飯のメニューが重ならないようにするという意味だ。
給食が洋ふうなら家での夕飯は和ふう。学校が肉なら、うちでは魚といった具合である。
きまった献立表は、冷蔵庫の扉にでもどこでもいいから貼っておく。
お父さんは会社に行くまえに、ちゃんとそれを確認してから出かけないといけない。夕飯の献立にカレーライスって書いてあるのに、それを見ないで昼にカレーを食べたら、それはお父さんの責任である。
