たとえば三日分の献立をきめたら、それに必要な食材だけをまとめて買物しちゃう。
毎日買物に行けば、ついよけいなものも買ってしまったりする。よけいな買物をしないと、冷蔵庫のなかのシェイプアップにもつながる。
買物に行って、安い食材を見つけて、それを中心に献立をたててゆくっていう方法もある。
安い食材というのは、そのときどきに豊富に出まわる旬のものである。旬のものは安いばかりでなく、おいしいのだ。
旬の食材をつかって献立をたてると食卓に季節が感じられる。
いまの季節ならやっぱりキャベツであろう。外っかわの大きい葉をつかってロールキャベツにするのもいい。豚肉と炒めてホイコーロもいいだろう。ベーコンといっしょに茹でてパスタで食べる。韓国ふうに食べるなら炊きたての麦飯に炙った豚トロをあしらいアミエビの塩辛とヤンニョムジャンをちょいとつけたのをキャベツでくるんでかぶりつく。やわらかいところはさっと塩もみにし、芯のところは新ジャガや新玉ネギとコトコト煮てポトフにする。
ね、キャベツ1個でこれだけの献立がたてられるでしょ?
買物には、なるべく家族でいっしょに出かけて、食材を選びながら献立をあれこれきめていくのがたのしい。
ちなみに、うちでは〈きょうのメニュー〉が、キッチンの壁に黒板で掲示されている。
朝ごはんを食べると、もうすぐにその日の夕飯をたのしみにしている僕は、その黒板をなんどもなんども眺める。
