あたしの名前は『ふうらいさん』
もちろんアダナにきまってまっす。
ふらふら放浪、風来さんの週末レポート。
作:ふじたかつゆき
はじめての方へ:
風来さんってどなた?
ベトナム・カンボジア旅行もいよいよ今回で最後!
シメはベトナムに舞い戻ってホーチミンを満喫するよ!
やりたいことも食べたいものもてんこもりだのん。
いそがしいくなるなあ。
なりふりかまわず突き進むぞ! タンボ!
今日もベトナムは暑いけど、ぶったおれないようにね!
はりきるの〜ん。。。
ホーチミンのフォーもためしてみなきゃね。
ここ「フォー・カー」は魚出汁のさっぱり系よ。
おお、うま! ...この味なにかに似ているのん。
わかった! サッポロ一番塩ラーメンだ!
はい、ハクサイ、シイタケ、ニ〜ンジン。
それだのん! これはまた日本人にもピッタンコだのん。
店内も清潔おしゃれで都会に来たな〜って感じがするのん。
スイーツのお店「キムタン」は、プリンやヨーグルトが有名。
中心地からちょっとはなれてるけど、本やWEBで見ると絶対行ってみたくなるお店だよねえ。
お、日本語メニューだ。プリン、ヨーグルト、クロワッサンケーキ、シュークリーム、バナナケーキ、キャッサバケーキ、緑豆のケーキ、もち米のケーキ、バターケーキ、レモンケーキ、ロールケーキ、ココナッツケーキ、ふう、幸せ。
あんたの話聞いてるだけでお腹いっぱいになってくるから。
ここはもちろん定番のプリンやヨーグルトでいってみヨー!
ホゥ、、ウマ。
うまいけどさあ。遠くから歩いてくるほどでもないような...
あたしたちの泊まってるリバーサイド・ホテルの朝食に出てくるヨーグルトといい勝負って感じ。リバーサイドのヨーグルトは半分凍ってるとこも嬉しいし。
どぁまらっしゃーい!
店内のこのまったりした甘味どころ感を見てよ。そういうのも味のうちだのん。
ホーチミンに来たらここに行かないわけにゃいかないのが「ベンタイン市場」。
市場は色々見てきたけど、コーヒー豆や干菓子なんかの店が目立つみたいね。ちょっと相場よりお高めのようだから、ガツンとねぎってお買い物したいところ。
日本語が柱や壁にたくさん書いてあるコーヒー屋さんのねえさん、日本女子バレーのキャプテン、竹下佳江さんに似てるのん。
この姉さんは、相当やり手とみたね。
さすが世界最小セッター似だけあるわ。
ホーチミンにも「チョロン」ってかわいい名前の中華街があるの。 でも横浜中華街みたいなショーアップされた所と思ったら怪我するね。中華街ってか中国じゃないの!
ティエンハウ寺や、いくつかあるお寺めぐりとしゃれこみたいけど...。
あ、暑いー! 脳が溶けるぅー!。
おおお! バスターミナルの向こうっかわに、ビア・ガーデン発見!
避難だ、タンボ!
ふう、やっと休憩できたのん
おや、出てきたこのおしぼり、使わなくても有料なの?
ぐふぅ! さすが華僑の街、やられたー。
あれ! あれはイタリアに行ったはずの文学女史グッチじゃないの。あんたベトナムでなにしてんのよ。
ちょっと飛行機まちがえちゃって、ついでに仏教遊園地に行ってきたところ。面白いから君たちも入ったほうがいいよ。じゃ、コロッセオが呼んでるから。Ciao!
Ciao! って、行っちゃったよ。んで、なによここ!
「スイティエン公園」? 仏教のテーマパークってか!
風来さん、ここはスゴイ。スゴスギル。なんだこの悪夢のような飾り付けは!
めまいがするううう。
ひとまず室内ジェットコースターにのってみようのん...
<プシュー、ゴオオオオオオオオオーッッッッッ!>
ぐわああああああ! 地獄だ地獄だ地獄につれさられる!
なんにも仕掛けがなくてぐるぐるまわるだけのスペースマウンテンみたいなもんなのに、なんでこんなに絶望感があるんだあああ!
...ンム? ああ、気絶してたのん。
これは体験すべきだのん。チョロン・バスターミナルからもバスが出てるヨ。あ、バスを降りるとき、物売りがドバっとやってくるかもしれないから気をつけてね。
食事できるところもあるヨ。
ワ! グッチまだいたのか! やるわね。
ワニ釣り!これが目玉アトラクションなんだね!
ワニがいるいるうじゃうじゃいるよ。係員はでっかいワニを棒でつっついて池に戻してるよ。大丈夫なの!?
1回おねがいしますのん。エサは肉塊か!
あれ? 竿の係のおじさん、指をどうされましたかのん?
わーっ釣れた釣れた!
もうやってんのか風来さん。
わわわ、こっちもかかった! 重い!
ところで風来さん、ほんとに釣り上げないでよ! ひっかけるだけからね!
ホーチミンの定番レジャーといえば、スイティエン、、じゃなくて、メコン川やクチトンネルへのショートトリップね。あたしたちもためしにキムトラベル主催のメコン川クルーズに参加してみたわ。
全部英語で何言ってるかわかんないけど、7ドル昼食付きって安いの〜ん。 果樹園、コナッツキャンディー工場、養蜂園で試食しながらメコン川をクルーズするんだのん。
行く先々にお土産屋さんがあるのが安さの秘密かねえ。
帰りは追加料金払って船で帰る組、陸路で帰るビンボー組に分かれるんだけど、あたしらは当然、、
陸路。これが人数が少なくて、タクシーで途中の街まで戻って、他のツアーバスにまぜてもらってって、帰ってくるのにめちゃくちゃ時間かかったのん。添乗員も疲れきってむっつりダンマリをきめこむし。どうせ英語だしいいけど。
まあ、こんなもんか、って感じだったわ。
あたしは、スイティエン公園のほうが面白かったな。
さあ、いよいよフィナーレよ! 最後の晩餐は「Quan 94」でカニ料理としゃれこみましょう!
カニだカニだー! カニづくしのカニ祭りだーい! いやあこのソフトシェルのフリッターみたいなの、ハノイのホテルで食べたのと違って豪快にデカッ! そしてウマッ!
このビーフンもパンチあるねえ。中心街からちょっと遠いけど、これだけガツンとカニが食べられれば文句はないねえ。淡白なカニではあるけど。
さて、来月からは久しぶりに日本編に戻れるのん。
なーに食べようかのーん。スシ? それとも、、スシ?
スシしか食べる気ないんじゃない。
もう、スシスシ言うから早く食べたくなってきちゃったじゃん。
じゃ、みんなまったねー! バーイ!