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風来さん肖像画

風来さん

weekend wandering

あたしの名前は『ふうらいさん』
もちろんアダナにきまってまっす。
ふらふら放浪、風来さんの週末レポート。

作:ふじたかつゆき
はじめての方へ: 風来さんってどなた?

<赤いりんごの湯煙旅情(前編)>

今回のコース 青森県/十和田市〜浅虫温泉
  1. 十和田市現代美術館
  2. 酸ヶ湯
  3. 浅虫温泉 ゆ〜さ浅虫
  4. 浅虫温泉 散策コース
  5. 浅虫温泉 浅虫源泉混浴足湯公園

menu1.『十和田市現代美術館』

住所:青森県十和田市西二番町10-9 電話:0176-20-1127
開館時間:展示スペース 9時〜17時(入館16時30分まで)
休館日:月曜日(月曜休日の場合、翌日休館) 入場料:一般500円 高校生以下無料

お久しぶり、お母さんですよ。

風来さんでしょ! どもー。たんぼで〜す。
今回から2回に分けて青森県を旅しますのん。
まずは芸術の秋ってことで十和田市現代美術館にいってみよー。

館内は写真撮影禁止なんでご紹介できないのが残念なんだけど、ここはいいよ。あたしはフランスのポンピドゥー・センターに負けてないと思うね。

現代美術ってことで空間演出って趣向のシュールな作品が多いのん。

あたしが特に気に入ったのはハンス・オプ・デ・ビークって人の「ロケーション(5)」って作品ね。展示室に入るとそこは夜中の喫茶店なのね。窓の外はハイウェイなのかね。オレンジの街灯が妙な雰囲気をかもしだしてんの。

これは行って実際に観てみないと。説明できないのん。
野外展示の作品も面白かったのん。巨大メカ蟻とかモコモコした家とか。

JR三沢駅から美術館最寄り十和田市駅をつなぐ十和田観光電鉄線も乗って欲しいね。水路沿いを走ってて気持ちいいんだ。

風来さん、ほとんど寝てたよね。

気持ち良すぎて眠くなんのよ。

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menu2.『酸ヶ湯温泉旅館』

住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地 電話:017-738-6400 定休日:無休
開館時間:立ち寄り入浴 大人600円 小人300円 午前7時から17時半/女性専用時間 午前8時〜9時、20時〜21時

お次はヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉旅館ね。ヒバ千人風呂は160畳もある総ヒバ造りの巨大な浴場だよ。

混浴なんだよね、これが。

一応女性が入りやすいようについ立てがあるんだけど、すっぱだかで浴場内をウロウロする度胸は...やっぱないよね。あたしも女性専用の時間で入ったよ。

湯治できる設備もしっかりあるのん。ただ、自炊するには材料を事前に買って行く方がいいかも。売店にも多少はあるけど期待しない方がいいのん。

併設の食堂は17時前で閉店なんだよね。20時ごろまで営業してくれると有り難いんだけどな。

旅館から近場の見所というと「まんじゅうふかし」と「地獄沼」。
「まんじゅうふかし」は、温泉蒸気の流れるあったかい木のベンチだね。

「地獄沼」は硫黄を含んだガスと温泉が噴出する沼ね。泉温は98度ってことで湯気がモワーっとたってんの。
たんぼちゃん、泳がなきゃいいけど。

その前フリには乗らないぞ。

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menu3.『浅虫温泉 ゆ〜さ浅虫』

住所:青森県青森市浅虫字蛍谷341-19  電話:017-737-5151
開館時間:浴場 9時〜21時 (受付 20時30分) 大人350円 子供150円 幼児(2〜6歳)60円
     ゆ〜さ市場 9時〜17時
休館日:2月中旬(1日〜2日間、平日)休業予定

上野さんの月いちエッセイ148回 にも登場した浅虫温泉にやってきましたよ。

浅虫温泉ってねぶた発祥の地って言われてるんだのん。7月、8月には浅虫温泉ねぶた祭りってお祭りも開催されてるのん。小さめのかわいいねぶたも登場するし、穴場感あるよね。

浅虫温泉駅の目の前、道の駅「ゆ〜さ浅虫」には物産なんかのお土産が揃ってるよ。5階には陸奥湾や湯の島を望む展望風呂もある。

お子が湯船でザブザブはしゃいでて勘弁してほしかったのん。

まあまあ、特産のカシスを使ったソフトクリームでも食べて。

ムウ。ウマ。
「黒房すぐりゼリ−」と「板かりんとう」と「昆布おにぎり」も買ってくれい。

ちょうしに乗りすぎ。

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menu4.『浅虫温泉 散策コース』

コースは浅虫温泉ホームページの「浅虫温泉観光マップ(PDF)」参照ください

時間があるからチラシにある散策コースに行ってみよう。

稲荷神社から赤松巨木を見物して浅虫ダムへ抜ける「お楽しみコース」っていうのが手軽そうだね。

それじゃあ、稲荷神社の鳥居をくぐってシュッパーツ! わっせ! わっせ! 結構けわしい山道だねえ。

わっせ! わっせ!

わっせ! わっせ!

わっせ! わっせ!

わっせ! わっせ!

わっせ! わっせ! って遠い! 赤松巨木まででも十分遠い!

これが赤松の巨木かあ、ナームっと。よし、先を急ごう、わっせ! わっせ!
あ、動物のンコ発見!

ほんとだ、シカのンコ、じゃないか。サルとか?

さ、ンコにかまってたら日が暮れちゃうよ、わっせ! わっせ!

わっせ! わっせ! はー、やっとダムまで着いた。遠かった、なめてたなー。

....たんぼちゃん。この看板見て。
「熊出没注意、フンや食べ残しがある時は近く潜んでいる可能性が」って、ンコあったよ! あれもしかしてクマのなんじゃないの!?

たのむから稲荷神社の方にも看板立てといて!

そういや、たんぼちゃんもクマだったな。もしかして、もらした?

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menu5.『浅虫温泉 浅虫源泉混浴足湯公園』

住所:青森県青森市浅虫内野6
開放時間:6時〜19時30分(4月から10月)7時〜19時30分(11月から3月) 無料

散策後に浅虫源泉混浴足湯公園の足湯がうれしいね。

足湯のとなりには飲泉用の「小熱壷」、温泉たまご用の「大熱壷」ってのがあるね。

温泉たまご大好き! さっそく作ろうよ。
たんぼちゃん、たまご出して。

持ってるわけないでしょうよ。
たまご携帯のシロクマがいたらかなりの珍獣だよ。

えー、たまごはいつも持っときなよー。だめだなー。

わけわかんないよ。ほら、あきらめて足湯に入りなよ。

ちゃぷん。ほっ。助かるわ〜。
浅虫温泉の「浅虫」って、昔は麻の糸をとるのに温泉で蒸したことから「麻蒸」だったんだけど、火に関わる言葉を嫌って「浅虫」に変えたんだってさ。しかしなんで「浅虫」の字にしたのかねえ。いっそ「治虫」にしとくって手はなかったのかね。

手塚オサムシ! それ手塚先生の昔のペンネームでしょ。
さて、次回はいよいよ青森駅に到着だね。やっぱり北へ帰る人の群れは誰も無口なのかのん。

そのへんも含めカクニンしてきましょー。
じゃ、今回はここまで。まったね〜! バーイ!

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