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vol.4
ふじさわみえのずぼら〜クッキング!
 ほっほー。大掃除が終わったぜぃ!
 「なんでこの時期に大掃除?季節はずれの話題じゃないか」って思ったひと。ちっちっち、あまいね。 あちしはこの時期にすませることにしてるんだな。だって、なんで好きこのんで大晦日だの暮れの忙しいときに、寒さに耐えてまで大嫌いな掃除をしなくちゃいけないんじゃい?かといって夏じゃ暑くてやる気がしないし、ってことで秋にやるんだよーん。 「大掃除はお正月の年神様をお迎えする大切な行事のひとつだから暮れに家中を清めるのじゃ」……って?まあ、かたいこといわないで、ずぼらー年に1度のまめらーdayなんだから。
 家中の窓を開け放ち、エンドレス大音量で宇多田のCDを流しつつ、天井から台所の換気扇までガンガン磨いたぜぃ。途中、キロロに変えてみたけどやっぱキロロは大掃除には合わないね。なごんじゃって、途端にペースダウン。 やっぱ宇多田のパワフルな声じゃなくちゃ。頭がくらくらしながら踊る、歌う、磨く。体が勝手に動いてほとんどラリラリ状態さ。

ずぼらーも年に1度はまめらーになるの巻

 ということでキレイになった台所で、今回は何を作るかというと……先月の生春巻きが好評だったので、調子に乗っての第2弾!
 豚肉とザーサイの炒め物です。これを例によって、普通の春巻きの皮に包んで食べるんだけど、あちしはおどろいたね。先月このコーナーで春巻きの皮はそのまま食べてもおいしいよって話してたと思ったら、そのまま食べる春巻きの皮って売ってるんだね。 まだ、そんなにメジャーじゃないみたいで、あちしの出没しているスーパー8件中では1件にしかなかったけどね。買ってみたけど、こっちのほうがちょっと軟らかくてしっとりもっちりした感じ。でも、普通の春巻きの皮もそうだけど、しばらく空気に触れているとやっぱり端のほうからガビッとしてくるので、乾かないように少しずつ出したほうがいいみたい。
 さて、今月の豚肉とザーサイの炒め物。

豚肉とザーサイの炒め物
〈材 料〉
豚うす切り肉、ザーサイ(丸でも瓶詰めでも)、
タケノコの水煮、塩、コショウ、酒、しょうゆ、
ごま油、春巻きの皮
〈つくり方〉
  1. ザーサイは瓶詰めならそのまま太めの千切り、丸ごとなら塩抜きをしてから太めの千切りにする(でも、ザーサイの塩味が味の決め手になるからあんまし抜きすぎないでね)。
  2. 豚肉、タケノコを太めの千切りにする(豚肉ははさみでちょきちょきすると簡単だよ)。
  3. 豚肉にうすーく塩、コショウをして酒をふりかけておく。
  4. フライパンにごま油をひいて豚肉を炒め、色が変わったらザーサイとタケノコを入れてさらに炒める。炒まったらここで味見。塩加減をみてくだされ。
  5. しょうゆを鍋肌から入れて香りと色をつける。分量は4.の味見次第ね。
  6. 全体にまぜまぜして出来上がり。

 これをお皿に盛って、用意しておいた春巻きの皮に各自テーブルで巻き巻きしながら食べましょう。これは、巻いておくと皮に油分が染み出てきちゃってべとつくので、食べる時に巻いてね。 それでもやっぱり巻くのが面倒な人は、そのままどうぞ。はい、ムリに巻かなくても充分うまいですから。ビールにもごはんにも合うよ。あちしはいつもいっぱい作ってラーメンに入れて、チャーハンにして、卵焼の具にしてと、いろいろ変化させて食べるのさ。冷凍も出来るし便利だよ。

では、さらばじゃ!
自画像

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