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vol.5
ふじさわみえのずぼら〜クッキング!
 圧力鍋を手に入れたぞー!
 まえまえから欲しい欲しいとは思いつつ、ビンボーだから買えなかった圧力鍋。ことあるごとに欲しいよぉと言いふらしていたら、「ガス台をIHに変えたから、もういらない」との電話が。やったー!
 さっそくすっ飛んでってかっさらってきたよー。
  電磁調理器って、お鍋を選ぶんだってね。アルミとか凸凹した底のものは使えないんだって。ナマイキなヤツ。ま、そのおかげで、やっと手に入れた愛しの愛しの圧力鍋ちゃん。 さっそくふろふき大根、豚の角煮、いわしのしょうが煮なんかをつくってみました。うーん、はやい!べんり!もう一生キミを離さないよ。と、思っていたら……ああ無情。蓋の蒸気が出るところのおもりを無くしちまったぜぃ。これがなかったら蒸気が抜けっぱなしただの重いだけの鍋じゃないの!
 くぅー。無くしちゃいけない無くしちゃいけないって、用心しすぎてどこにしまったのかわかんなくなっちまった……。あーあ、いつものようにずぼらーっと鍋にくっつけときゃよかった……。 今月は自慢しつつ圧力鍋料理でも披露しようと思ってたのに。とほほ。“あーちしは不幸グセぬけなーいぃおおんんなーby五木ひろし
 やれやれ、さあ気を取り直して今月のお題は、ずぼらーたくあん漬けでぃ。

不幸グセが抜けないあちしの巻

 この時期、大根安いよね。あちしはこの間100円でりーっぱな大根さまを2本も手に入れましたよ。自分の足のようなそいつをなでさすりつつ、スーパーの送迎バスにゆられて帰ってきた。ありがたいありがたい。さっそくたくあん漬けをつくりましょう。今回は参考として分量も書いとくね。途中で味見できないかんねえ。まあ、正確に言うとたくあんじゃないけど、細かいことは気にしないでいってみよう!

ずぼらーたくあん漬け
〈材 料〉
・大根(大きさにもよるけど)半分、
・ビール350ミリリットル、
・砂糖200グラム、塩カップ4分の1、
・酢少々。
・他にジッパーのついたビニール袋
 (だいたい30×20センチくらいのもの)
 を用意してね。
〈つくり方〉
  1. 大根を皮つきのまま縦に4つ割りにする。
  2. 長さを袋に入るように切る。
  3. 袋に2をつめこみ、その他の材料をすべて加える。
  4. できるだけ空気を抜きながらジッパーを閉める。
  5. ちょっともみもみして砂糖と塩をなじませるようにする。 このとき、全部溶けてなくても平気だし、大根全体が浸かってなくても大丈夫だよ。そのうち大根から水が出て、全体がなじんできますから。
  6. 5をできれば横にして冷蔵庫へ。

 2〜3日寝かせれば食べられます。1か月くらい置いておいても大丈夫。すんごく簡単だけど、一見手間がかかっているように見えるので、人にあげたりするととっても喜ばれます。この分量だと、ちょっと甘めで、東京のべったら漬けのような感じだね。あとは好みで調節してね。 さて、これは大きいまま漬けるときで、見栄えもいいし、長期保存むきだけど、早く食べたい、ちょっと食べたいというときは、細かくして漬けるといいよ。最初から食べやすい大きさに切って、漬け汁の調味料も減らして大丈夫。砂糖と塩の割合を大体こんな感じにすればビールも飲み残しのもので充分。もちろん値段の安い発泡酒でもOKさ。 大根料理をするときは、たいてい皮を厚くむくでしょ。その皮だけをこうやって漬けてもぱりぱりしてうまいんだよ。 でも、酒好きのあちしの辞書に「飲み残しのビール」なんてあるわけない
 だから、ちびっと漬ける時には1本開けて残りを飲まなくちゃいけないのが難儀でねえ。ほっほっほ。

では、さらばじゃ!
自画像

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