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vol.31
ふじさわみえのずぼら〜クッキング!
げげっ、恐るべし上野店主!の巻

 あぢーっ! 今年の暑さは普通じゃないやね。
 動くのやだー。じっとしてるのもやだー。寝るのもやだー。ということで、今月も『ずぼら〜』さぼっちゃおう。ふふふ……。と思っていたら、あらめずらしや、上野クンからたまねぎをもらったよーん。そしてアリガタイお言葉も。「暑いからさぼろうったってそうはいきません。これをネタにずぼら〜を書きなさい」だそうです。さすがに付き合いが長いだけあって、あちしの行動はお見通しだったわい。しっかし、あちしはモノをくれる人には弱いのだ。しっぽを振って、素直に書くことにしたからね。
 てなわけで、今月はたまねぎを使った生春巻きだよーん。


たまねぎととんしゃぶ肉の生春巻き
たまねぎととんしゃぶ肉の生春巻き 〜Recipe〜
〈材 料〉
・たまねぎ ・とんしゃぶ用肉
・シソの葉
・生春巻きの皮
・ローリエ(月桂樹)の葉
〈つくり方〉
  1. たまねぎは繊維にそって薄切りにして水にさらす。

  2. 1の水気をよく切っておく。

  3. 鍋にローリエの葉(なければしょうがでも長ネギの青いとこでも何でもとにかく臭み消しのできるもの)を入れて湯をわかし、肉を茹でて取り出し、冷ましておく。

  4. 50度くらいの湯に生春巻きの皮をさっとくぐらせ、ぬらしたフキン(キッチンペーパーでも可)の上に置く。

  5. 手前を1センチくらい折っておく。

  6. しその葉、肉、たまねぎの順に春巻きの皮にのせ、まず左右を内側に折る。

  7. 次に手前からかなりきつめに巻き込んでいく。

  8. 巻き終わりを下にしてしばらくおけばくっつくので、ノリはいらないよ。

  9. 大きい場合は半部に切って盛り付ける。

 上野クンからもらったたまねぎは、生食の場合も水にさらさないといううんまいたまねぎだったけど、普通のたまねぎの場合は、さっと水にさらしたほうがいいね。
 辛いのが好きな人や健康効果にこだわる人は、そのままでもいいけどね。
 さて、これを何のタレで食べるのかが問題だよね。この生春巻きはクセがないので、タレによって和、洋、中、エスニックに変身するのさ。んじゃあ、タレの材料だよ。つくり方は、材料をすべて合わせるだけだかんね。

タレのバリエーション
和 風
〈材 料〉
・梅干ペースト ・しょうゆ ・酒 ・みりん ・昆布だし
洋 風
〈材 料〉
・マヨネーズ ・ヨーグルト ・酒 ・塩 ・カイエンヌペッパー
中華風
〈材 料〉
・しょうゆ ・酢 ・酒 ・ごま油 ・砂糖
エスニック
〈材 料〉
・ナンプラー
・レモン汁(あればライム汁)
・砂糖 ・唐辛子(あればプリッキーヌ)の輪切り
・水

 それぞれのタレをお好みでつけながらやってくだされ。すんごく安い材料だけど、ちょっとしたもてなし料理になるからね。
好みで和風の時には、具にみょうがを加えたり、洋風の時にはクレソンを足したり、中華風ならとんしゃぶ肉を焼き豚に変えてもいいね。エスニックには、香菜やミントの葉を入れるとぐっと本格になるよ。
 さあ、たまねぎで血液さらさら、豚肉のビタミンBで疲労回復元気もりもり!
 ……のハズ。暑いのも、もうちっとの辛抱だぃ、お互いにがんばろうぜい。

では、さらばじゃ!

自画像

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