これであっという間に、色よくうんまいそら豆の塩茹での出来あがりさ。普通はまずたくさんの湯を沸かして、そこにたくさんの塩を入れて、それから茹でるでしょ。それだと、まず水と塩がムダ。光熱費がムダ。だいいち、たっぷりの湯のなかにそら豆の香りや旨味も出ちゃってそれもムダ。あちしの方法だと、茹であがりにほとんど水が残っていないからムダなく美味しくできるのさ。でも、ほとんど水が残らないってことは、火加減によっては焦げるかも……ってことだから、最初のうちは途中で様子を見ながらやってみてね。茹で加減も3分ってのはあちしの好みの硬さだから、みんなの好みで調節して頂戴。
枝豆なんかもこの方法で、少ない水と塩で蓋をして水から火にかけて茹で上げると色も綺麗だし、味もいいんだよ。枝豆の場合は、かぶるくらいの水に塩は小さじ2杯くらい。塩をよく溶かしてから火をつけて、5〜6分が目安だよ。
この季節にしか味わえない、新鮮なそら豆くんの味と香りを充分に楽しんでね。