上野亭かきあげ丼 各店員のページへ:上野 歩 ふじたかつゆき _
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vol.39
ふじさわみえのずぼら〜クッキング!
ふあふあ布団で夢心地の巻

 うれしいなーうれしいな。もう寒くないもんねー。ははは、酔っぱらってその辺で寝ちゃっても凍え死んだりしないですむかんね。しあわせしあわせ……。
 でも、いま家にはあちしがそのへんでころころ寝てるのに、しっかりふあふあの布団にくるまってお行儀よくしてる坊やがいるんだな。お上品で、食べちゃいたいくらいかわいい坊やたち。……ふふふ、大好き! そら豆くん。
 ってなわけで、お上品なそら豆くんをとびっきり美味しく茹で上げるってのが今月のお題なのさ。


そら豆のずぼら〜茹で
そら豆のずぼら〜茹で 〜Recipe〜
〈材 料〉
(今日は、分量が大事だから目安の量を書いておくよーん)
・そら豆10本(35〜40粒くらい)
・塩小さじ1
・水100cc
〈つくり方〉
  1. そら豆をさやから出し、おはぐろの部分を庖丁の刃元をつかってはがすようにむく。

  2. 底にひと並べになるくらいの大きさの鍋に1を入れる(この量だと21センチの雪平鍋が丁度いい)。

  3. 塩と水を入れて蓋をする。

  4. 強めの中火で火をつけてから3分、ザルにあげてすばやく冷ます。

 これであっという間に、色よくうんまいそら豆の塩茹での出来あがりさ。普通はまずたくさんの湯を沸かして、そこにたくさんの塩を入れて、それから茹でるでしょ。それだと、まず水と塩がムダ。光熱費がムダ。だいいち、たっぷりの湯のなかにそら豆の香りや旨味も出ちゃってそれもムダ。あちしの方法だと、茹であがりにほとんど水が残っていないからムダなく美味しくできるのさ。でも、ほとんど水が残らないってことは、火加減によっては焦げるかも……ってことだから、最初のうちは途中で様子を見ながらやってみてね。茹で加減も3分ってのはあちしの好みの硬さだから、みんなの好みで調節して頂戴。
 枝豆なんかもこの方法で、少ない水と塩で蓋をして水から火にかけて茹で上げると色も綺麗だし、味もいいんだよ。枝豆の場合は、かぶるくらいの水に塩は小さじ2杯くらい。塩をよく溶かしてから火をつけて、5〜6分が目安だよ。
 この季節にしか味わえない、新鮮なそら豆くんの味と香りを充分に楽しんでね。

では、さらばじゃ!

自画像

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