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ぴー吉 上野 歩 / イ 
第104回『食卓日記(8)〜大船の洞窟とウォレスとグルミット展の巻〜』・・・P3

挿絵*月*日
 伯父(父の兄)の一周忌の法要で、荒川放水路近くにある寺に向かう。京成線の四ツ木駅で降り、喪服の上着を抱えて土手下を歩く。
 寺の境内の池に、見事な白いハスの花が咲いていた。住職の説法で、中華料理の食器、散り蓮華は、散ったハスの花に似ていることからその名がついたことを知る。
 法要後の会食のために、クルマが趣味の叔父(母の弟)のジャガーに同乗させてもらい、錦糸町のホテルに向かう。

*月*日
 日本橋三越本店で開催されている『ウォレスとグルミットのすべて!展』を訪れる。
 以前、映画関係の仕事をされている方(そのひとはカメラマン)と話をしたとき、「『ウォレスとグルミット』は、特定ファンしか観に行かないから、大規模ロードショーにしてもそんなに(観客は)入らないと思うよ」と言っていた。アカデミー賞を受賞した最新作『野菜畑で大ピンチ!』の興行成績は知らないけれど、この特別展はなかなかの盛況である。
 以前、池袋のサンシャインシティで開催された『ウォレスとグルミット』の生誕10周年記念イベントに出かけたことを書いた(第22回『ウォレスとグルミットの世界』参照)けれど、内容は今回のほうがかなり充実していた。『野菜畑で大ピンチ!』は初のシリーズ長編ということで、これに使用された映画の名場面の大掛かりなセットがたくさん展示されていた。
 ところで、こんどのイベントで、ウォレスとグルミットの誕生日がそれぞれ8月7日と2月12日(何年生まれかの記載はなかった)で、グルミットの卒業した大学(『野菜畑で大ピンチ!』の冒頭、壁に飾られた角帽姿のグルミットの写真が出てくる)がドッグワーツ大であることがわかった。
 帰りに焼き肉屋に入って、タン塩、ユッケ、そしてカルビとロースを思いっきり食べ、ビールを飲む。締めくくりに汗を拭き拭き石焼きビビンバをかっ込んだ。

 ――というウエノの2006年の夏でした。

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