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ぴー吉 上野 歩 / イ 
           第113回『My Favorite Movies−1.『戦国自衛隊』(1979年、日本)』・・・P2

挿絵  千葉ちゃんは、この映画のアクション監督も担当していて、全編に千葉イズムが横溢している。
 とくにそれが顕著なのが、反乱自衛官が占拠した哨戒艇目がけてヘリコプターからスタントなしで宙吊りになった千葉ちゃんが小銃を連射するところであろうか。
 また、武田勝頼(であることが観ていてすこしわかりづらいのだが)を演じる真田広之(まだほんとに若くて、前髪の美剣士といった印象)が、ヘリコプターの操縦士を殺害後、兵隊らが広げた色とりどりの軍旗目がけて飛び降りるというシーンもジャパン・アクション・クラブチックだ。

 自衛官らを演じるキャスティングがいい。
 千葉ちゃんの参謀役に演技派青春スター江藤潤、その他、辻萬長、三上真一郎、角野卓造、倉石功、河原崎建三といった中堅を適所に配置して物語を構築。
 さらには、現代にいる恋人(岡田奈々)のもとにひたすら帰ろうとするにしきのあきら(錦野旦)、テレビドラマ『夜明けの刑事』以来ひいきにしていた鈴木ヒロミツ、かまやつ(下駄を鳴らしてやつがくる)ひろしなどバラエティな顔ぶれがたのしめる。
 クールな魅力を放つスナイパーの中康治は、この後にNHKが大河ドラマに準ずるかたちで位置づけた新大型時代劇『宮本武蔵』で佐々木小次郎を演じている(長身の中が演じる小次郎が物干し竿をふるうブ〜ンという効果音がやたら迫力があった。ちなみに主役の武蔵は役所広司である)。
 ただ、そんななかで竜雷太は『太陽にほえろ!』のゴリさんが隊員にまじっているようだったのだけれど。

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