さて、Tさんに、「食事行きましょうか」と誘われ、ランドクルーザーに乗せてもらって移動。
松坂屋デパートのレストラン街に行くが、ドラゴンズの優勝セールでひとがいっぱいで、どのお店にも行列ができている。
まったく、クライマックスシリーズの第2ステージでドラゴンズにスイープされたジャイアンツのファンであるところの僕が、よりによってきょうのこの日に、なぜここにいるのだろう?
「いやー、こりゃあ、ダメだな。外に出ましょう」とTさん。
松坂屋を後にし、「なにが食べたいですか?」との質問に、僕は、「名古屋っぽいものを」とこたえる。
そこで連れて行ってもらったのが、味噌煮込みうどんの店だった。
僕はまえまえからいちど知りたかったことをTさんにきいてみた。
「名古屋の味噌煮込みうどんのお店って、よく耳にするのが山本屋総本家と山本屋本店なんですが、どうちがうんですか?」
「まったくワカリマセン」
そう言うTさんと今回入ったのは山本屋総本家のほうである。
老舗っぽい雰囲気を演出した小体なお店である。
品書きには〔普通煮込850円、玉子入り煮込み900円、かしわ入り煮込み1200円、親子煮込み1250円〕などがある。
シンプルにフツーのを頼もうと思ったら、
「玉子入れるのが、まー、フツーかなあ」
とTさんが言うので、名古屋スタンダードの玉子入り煮込みにする。
注文の際に、お店のひとから、「そばアレルギーはありませんか?」ときかれるのは、ここの生うどんが、打ち粉にそば粉をつかっているからだ。
