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ぴー吉 上野 歩 / イ 
第134回 巨大なる地下空間・・・P3

挿絵  ご当地群馬県は高崎の観音さまが入っても頭上に10メートルの空間ができるのだという。東京ディズニーランドのシンデレラ城がすっぽりおさまってしまうのだそうだ。
 そう聞くと、逆にそんなに広いのだろうか? と感じられてくる。
 いや、たしかに驚愕の地下空間ではある。広いよ。だけど、だんだんそんなに広くもないような……という気もしてくるのだ。
 たとえば東京ドームの内部に入ると、外から眺めていたほどには広く見えない、というあんな感覚だ。

 そんな時は自らが動いて、からだで広さを感じることにする。歩きまわると、これはケタはずれの空間だよ、やっぱり。うん、スゴイや。
 で、この空間にはなにがあるかというと発電電動機の1号機が置かれているわけだ。見学時には稼動していなかったが、じっさいに発電している時にはものすごい音なのだという。
 発電機のポンプ水車は埋め込まれていて、赤い上部だけがのぞいている。それは、まるで巨大な乾電池の+のでっぱりのようである。

 地下空間全体は、タマゴ型をしている。これが、まわりからかかる圧力に対して、いちばんつぶされにくいかたちなのだという。
 壁一面に、梵鐘にある突起状の装飾(乳)のようなぼつぼつがある。PSアンカーという太いピンが補強のために打ち込まれているのだった。
 その数3700本。1本あたりのお値段はなんと100万エンとか!

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