中学生の頃、このふたりがからむアナ−キーなコントが爆発的にウケて、いくつかの番組に出てた。土曜の昼過ぎのバラエティにもレギュラー出演してて、学校から帰って、それを見るのがとてもたのしみだった。
そういっちゃあなんだけど、パターンはけっこうきまっていて、毎週おんなじようなことをやっているんだけど、二人とももんのすごいハイテンションで、速射砲のようにギャグを連発するから、いつの間にか笑いのるつぼにハマってしまうのだ。そうして、このコンビの活動は、しらけ鳥音頭や電線音頭といった伝説的なギャグを生んでいる。
毎週おなじといえば、僕のうちは家内工業のちいさな工場で、土曜の昼はカレーライスときまっていた。
僕はバーモントカレーの辛口ではあきたらず、そろそろジャワカレーの辛さにおとなの世界の入り口を見いだしはじめたころだった。
それは土曜の午後で、あしたは日曜日で、スプーンのカレーライスをいそがしく口にはこびながら、ベンジャミン伊東と小松の親分にひたすら心酔していたのだった。(※ところどころ敬称略)
