朝いちばんに床屋をすませ、帰宅してご飯。それから東京ドームに出かける。
新たに建設中の後楽園ゆうえんちのアトラクションを眺めながら歩いていると、「券なかったら、あるよ。よぶんに持ってたら買うよ」とダフ屋のオニイサン方がさかんによってくる。
もちろんこの時期、野球観戦にきたのではない。『テーブルウェア・フェスティバル2003』――年にいちど開催されるイベントで、以前から覗いてみたいと思っていたのだけれど、入場料が少々お高い(当日料金1900エン)。躊躇していたところが、ことしは招待券が手に入ったので、出かけることにした。
展示もたのしいのだけれど、こういうところにくると、いろいろ買物をしてしまう。ふくろうの可愛い箸置き、ワインのボトルネック、蓋付きの小丼。
会場となっている東京ドーム自体にも興味津々である。いつもはスタンドから眺めるところが、グラウンドに降りることができるのだから。外野フェンスのまえでぴょんこら跳ねたり、マウンドの位置から天蓋を見上げたり、ダッグアウト内のスパイクで蹴った壁のキズなどを確認したりする。1、3塁両側のダッグアウトどうしは思ったよりも近接していて、これじゃあ野次もよく聞こえて小競り合いになるわけだと妙に納得した。
広い場内を歩いたせいか、すっかりお腹が空いた。そういえばお昼も食べていない。
帰路、ざっかけない感じの鮨屋に飛び込み、大好きなコハダ、イワシ、アジなどの青魚、子持ちシャコ、マグロのヅケを握ってもらい熱燗を飲む。ホタテをかるく炙り塩とレモンで食べるのには、なるほどと思った。
