夕刻、まだ雪の残る山中湖畔に出て、ダイヤモンド富士の観賞に挑む。
ここ山中湖畔では、秋と冬のこの時期、富士山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士が見られるという。
残念ながら、この日、富士山は雲に隠れてしまっていた。長靴の中の足が冷たくなるまで雪に埋もれ、その瞬間を待ったが、とうとう富士はその姿を現さなかった。
ところが、観光バスで山中湖をあとにした道中、車窓からシルエットになった富士山とその裾野に落ちてゆく夕陽がオプションのように眺められた。その光景は、まるで日テレの『箱根駅伝』のロゴマークのようであった。
巨大な雪の鎌倉のような白いドーム状の店舗「ほうとう不動」にて夕食。大きな鍋でやってきたほうとうで、冷えきった身体を温める。このほうとうがおいしいのだけれど、食べても食べてもなくならないのだ。
食後は、川口湖畔で打ち上げる冬花火を見にゆく。「富士山の日」はまだまだ続くのだ。
