続いてお昼の食事処がある笠間市に移動。
ここまで渋滞もなく行程がスムーズだったことから、希望者は笠間稲荷に案内してくれるとのオプションが添乗員さんから伝えられる。観光バス内で一同拍手。毎回利用する地元の小さな旅行会社が企画するバスツアーのこのあたりのフレキシブルさがよい。
かれこれ何年前になるのだろうか、福島県の勿来(なこそ)温泉の露天風呂から初日の出を拝んだあと、笠間稲荷に初詣に立ち寄った。僕にとって笠間稲荷は縁起のよい神社という印象がある。なにかイイコトがあって、それはなにかは覚えてないけど、縁起がよいことだけは覚えている。
それとあの時、参道にある老舗らしい小ていなお店で稲荷寿司を食べた。笠間稲荷の使いであるおこんこんさん(狐)の好物である。
あの店のお稲荷には、寿司飯に胡桃(くるみ)と白ごまが混じっていた。それが飴色にこっくりと煮た肉厚の油揚げの甘さと上品にバランスしていた。
ところが今回尋ねてみると、参道であの時の店は見つけたものの〔臨時休業〕の貼り紙が……残念。
そこで数件先の対面販売のお店でお稲荷さんを買うことに。数種類ある中から胡桃と蕎麦寿司を2つずつ、それに妻が蓮根(れんこん)を、僕がそぼろを選んでお土産にする。
油揚げの切れ端も売っていたので、これももらう。お昼に食べるきつねうどんに重宝しそうだ。
本日のツアーで昼食をとるお店は、笠間稲荷から歩いて5分ほどのところにある。
献立はお刺身2点盛り、天ぷら、ひらまさの西京焼き、お吸い物、香の物、そして釜で炊いた、ここ笠間産の栗ご飯である。茨城県は栗の生産量日本一なのだ。
ところで、お店で食べた栗ご飯にはヤマノイモのむかごが入っていた。せっかくの栗ご飯なんだから、栗だけでいいのに。
ウチの栗ご飯は、もちろん栗のみである。ただ、黒ごまを振るのが僕の好みだ。
午後は栗を用いた洋菓子を揃えたお店へと向かう、栗づくしのコースとなっている。
あ、その前に、笠間とくれば焼き物の里。器好きの妻の買い物にも付き合わんとならんのだろうナ。
