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ぴー吉 上野 歩 / イ  第54回『朝ごはんにキムチを食べるということ』・・・P3

挿絵  朝は、たいてい玄米である。
 晩酌のとき、炊きたての美しい白米は、お刺身といっしょにお酒の肴になるけど、歯ごたえのある玄米は、翌朝、残ったマグロをヅケにしたのをのっけて、鉄火丼ふうにして豪快にかっ込み、噛み砕く。 とろろを上からかけまわして山かけにしてもいい。

 こうしたワイルド系ばかりでなく、アジやエボダイといった干物を焼き、生玉子や、ぱりっとした焼き海苔の旅館の朝ごはんみたいなのも好きである。
 そうしたとき、たくあんやカブのぬか漬けもいいけれど、キムチというてもある。
 朝食べるキムチは、その酸味がどこかすがすがしく、箸休めどころか、ごはんがどんどんはかどってしまう。
 さすがに外出する朝には、やりませんけど。

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