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ぴー吉 上野 歩 / イ  第80回『名古屋の喫茶店と群馬の玉ねぎ』・・・P3

挿絵  それと、こんどは味噌カツを食べなかった(第36回『味噌カツ復活』参照)。〈人物〉の話では、味噌串カツがイケるとのこと。
 僕はビールの肴に食べる串カツが大好きである。あの玉ねぎがたまらないのだ。
 そうそう、玉ねぎといえば、群馬の知り合いのご婦人から、おいしい玉ねぎがあるから、と送っていただいた。
 赤城山の裾野でつくられた、地元でも手に入りにくい評判の玉ねぎだという。とっても大きくて、まわりの薄皮もパールのように輝いている。見るからに神々しい。
 さっそく酢豚でいただく。玉ねぎ特有の臭みがない。肉厚で、歯ごたえがある。甘くて、ジューシーで、とにかくうまかった。
 翌朝は薄切りにしたのを水にさらして、かつお節をかけた和風サラダにし、夜は、やはり薄切りにしたのに塩とレモンをかけてしばらく置き、かるく搾ってスモークサーモンとケイパーといっしょに食べた。
 さて、このあとはカレーに入れようか、おっと、串カツにするのを忘れちゃいけない。
 それにしても、こんなに玉ねぎを食べつづけていると「みなサンこんにちは、黒柳徹子です」と口走ってしまいそうである。そんなことないか。

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