上野亭かきあげ丼 ホームページへ
 各店員のページへ: ふじたかつゆき ふじさわみえちー

ぴー吉 上野 歩 / イ  第92回『田村正和』・・・P3

挿絵 バスは、ウエスタン村、日光猿軍団、日光江戸村、東武ワールドスクウェアなど、テーマパークが集中するR121を走り、沿道にある鬼怒川お菓子の城に立ち寄る。
 チーズケーキやワッフルの入った籠を手にしたメルヘン調の衣装の女子にウェルカムされ、城内(店内)に入ると、あとは和洋のお菓子の試食の嵐である。カステラ、パウンドケーキ、ブランデーケーキ、パイ、栗ようかん、栗蒸しようかん、塩ようかん、日光サブレー、もみじサブレー、おさるのサブレー、どらやき、金つば、温泉まんじゅう、きな粉もち……あれこれつまんで、もどってみると、バスの棚も乗客の買ったお土産で埋まりはじめている。
 ここでとどめのように、本日の参加者全員にツアー名にうたわれていた“福袋”が配られる。ざっかけないビニール袋に玉ねぎ、じゃがいも、中辛のカレールー、とうもろこし、バナナが入っている。
「重いなぁ」「家まで提げてゆくのがタイヘンだぁ」なんて口々に言いながらも、みんなホクホク顔である。
 やがてバスは、いろは坂を超えて奥日光へ。三大名瀑(ばく)をめぐる。
 湯滝の清明な迫力と、周囲を取り巻くマイナスイオンに満ちた空気。遠く展望台から眺める巨大な華厳滝はキングコングのようである。竜頭滝では、大粒の雨が滝のように落ちてくる夕立に見舞われた。

ページ操作マーク まえのページへ    ページ操作マーク はじめのページへ