上野亭かきあげ丼 ホームページへ
 各店員のページへ: 上野 歩 ふじたかつゆき ふじさわみえ ちー

挿絵
2022 上野亭店主口上 BACK NUMBER

>2023.1

挿絵

発売中の電子文芸雑誌「ジャーロ」で短編小説を掲載しています。タイトルは『九月物語』。ご一読いただければ幸いです。〈上野 歩〉
https://giallo-web.jp/magazine/

>2022.11

挿絵

崎陽軒の炒飯(チャーハン)弁当のファンです。新幹線に乗る時には、たいていこれを駅で買い求めます。 なにしろすべてがビールのつまみになるのがいい。シウマイが3個。鶏の唐揚げの味がなんか中華っぽい。塩焼きそばは、シウマイのしょう油と辛子を付けて味変させます。ぱらっと硬めの炒飯も、ファンの多いたけのこ煮も、ぴりっと辛い紅しょうがだって、みんなビールにぴったりなのです。 〈上野 歩〉

>2022.10

挿絵

昼間は暖かいのに、陽が落ちれば気温が急降下。今シーズン初めてのおでんにしました。最初に箸を伸ばす具(たね)は、やはり大根です。たっぷりと汁(つゆ)を含んだ大根は、いきなり口に入れるには熱すぎます。まずは取り皿の上で、食べやすい大きさに箸で切っておきます。辛子をちょいと付けたそいつを眺めつつ、ビールをぐびり。眺めているだけで肴なのです。 〈上野 歩〉

>2022.9

挿絵

『あなたの職場に斬り込みます!』(光文社文庫)の刊行に際し、エッセイを公開しました! お楽しみいただければ幸いです。
〈上野 歩〉
・装丁:泉沢光雄さん
・装画:ノグチユミコさん

>2022.8

挿絵

労働局コキン部分室のサユリ室長、ジョー、リコが、職場の問題を斬りまくるお仕事小説——『あなたの職場に斬り込みます!』を9月13日に光文社文庫で刊行します。〈上野 歩〉
・装丁:泉沢光雄さん
・装画:ノグチユミコさん

>2022.7

挿絵

水け少なめの、ぽってりと仕上げた、とろとろカレーが好きなのです。ただ、夏のお昼だけは、野菜たっぷりのしゃばしゃばカレーライスを深めの器で食べます。窓から入道雲を眺めつつ。〈上野 歩〉

>2022.6

挿絵

梅雨晴れのもと、汽車は苦しげに咆哮(ほうこう)すると走り始めました。石炭殻(せきたんがら)が入ってきて、慌てて窓を閉めます。臨時快速列車というのは、快い速さで走るという意味でしょうか。

沿線からは撮り鉄さんだけではありません、たくさんの人たちがカメラを向けてきます。畑から、おばあちゃんもスマホで写真を撮っています。そして、みんなが汽車に向け笑顔で手を振ります。

停車駅でも、見物の人が大勢待ち構えていました。ホームに煙の影が映ります。そして、発車するため汽車がまた大きく吼えると、子どもたちが両手で耳をふさいでいました。

上越新幹線経由で新津に向かい、そこからSLばんえつ物語に乗車して喜多方まで。駅前で餃子とラーメン、ビールを1本。贅沢な旅でした。 〈上野 歩〉

>2022.5

挿絵

2週間に一度のペースで髪を切りに行きます。ずっと家で仕事をしていて、誰にも会わないのですが、ちょっと髪が伸びると気になるのです。仕事をしていると、どうしても仕事以外のことが気になり始めます。 〈上野 歩〉

>2022.4

挿絵

『料理道具屋にようこそ』(小学館文庫)の刊行に際し、エッセイを書きました。読書の箸休めにどうぞ。 〈上野 歩〉
・カバーデザイン:
 next door design 長﨑綾さん
・カバー&本文イラスト:
 almaさん

>2022.3

挿絵

料理道具で悩みを解決! かっぱ橋道具街をモデルにしたお仕事小説——『料理道具屋にようこそ』(小学館文庫)を4月6日に刊行します!〈上野 歩〉
・カバーデザイン:
 next door design 長﨑綾さん
・カバー&本文イラスト:
 almaさん

>2022.2

挿絵

妻と一緒に近所の市場に出掛け、カワハギを買いました。その帰り、植木屋さんの門脇に、枝打ちした梅が、水を張ったバケツに投げ込まれているのを見つけました。〔ご自由にお持ちください〕のフダがあります。そのお心遣いを頂だいしました。
夕餉は、カワハギの共和(ともあ)えで、燗酒にしました。陽が落ちると、鉢に活けた梅はひときわ濃く香りました。
〈上野 歩〉

>2022.1

挿絵

『天職にします!』(光文社文庫)刊行に際して、当ホームページでエッセイを公開しました!
読書の合間の箸休めにどうぞ。
〈上野 歩〉

bucknumber:2021へ